喪中の方へ年賀状を送ってしまった…
戸惑ってしまいますが、あせらずマナーを守ってお詫びしましょう。
お詫びの方法と、その際に必要な文例をご紹介します。
喪中の方に年賀状を出してしまった時の対処法
喪中はがきは「年賀欠礼状」であり、年始のご挨拶をこちらから送る分にはマナー違反にはなりません。(※注)
しかし相手に「失礼だ」と思われてしまったり、慣習として「出さない」といった傾向にあることから、すぐにお詫びの電話をいれましょう。
お悔やみの言葉と、喪中である事を知らずに年賀状を送ってしまった事をお詫びして、改めて寒中見舞いを出します。
(※注)喪中の方へ年始状を送る場合は、「あけましておめでとう」や「謹賀新年」といったお祝いの言葉を使用してはいけません
喪中の方への寒中見舞い文例
年賀状を送ってしまったお詫びとお悔やみの言葉を入れ、「賀」などのおめでたい字は避けましょう。
例えば「年賀状」とは書かず「年始状」であったり、「年頭のご挨拶」といった形で書きます。時候の挨拶は省略してもかまいません。
【文例1】
寒中お見舞い申し上げます
○○様ご逝去のこと、存じ上げなかったとはいえ、年始状を差し上げてしまい大変失礼いたしました。
遅ればせながら、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
寒い日が続きます、風邪などお召しになりませんようご自愛下さい。
平成○○年 一月
【文例2】
寒中お見舞い申し上げます
ご服喪の中とは存じ上げず、年始のご挨拶を申し上げてしまい失礼をいたしました。
心からお悔み申し上げるとともに、○○様のご冥福をお祈り申し上げます。
寒さ厳しい折から、皆様どうか御身大切にお過ごしください。
平成○○年 一月
【文例3】※どなたが亡くなったかわからない場合
ご服喪の中とは存じ上げず、年始状を差し上げてしまい大変失礼いたしました。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
時節柄、皆様お身体を大切にお過ごしください。
平成○○年 一月
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喪中の方の気持ちに配慮する事が大事ですね。
以上、参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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