切らずに一本丸ごと食べる、と言われている恵方巻き。
正直、食べづらくないですか?食べきれない事もあるし…。
恵方巻きは切って食べてもいいんです!
その理由をつらつらと書いてみます。
恵方巻きの一般的なルール
- 一人で丸ごと一本切らずに食べる
- 恵方を向いて食べる
- 願い事をしながらしゃべらずに食べる
一本切らずに食べるのは、「縁を切らないようにするため」と言われています。
その年の神様ががいらっしゃる恵方を向き、しゃべると利益が逃げるので黙って食べる、というのが一般的に言われている「恵方巻きのルール」なんですが…
個人的には、「どう解釈するか」だと思います。
恵方巻きのルールは解釈次第
まず「縁を切らないようにする」というポイントですが…縁って切った方がいいものもありませんか?
生活していく中で、全てが「良縁」ではないですよね。
縁を切る、というのをマイナスにとらえず、「悪い縁を切り新たな良縁につなげる」という解釈もアリだと思います!
で、ここからは私の祖母が笑顔で語った話に納得させられたというエピソード。
私が地元に帰省した際、祖母宅に母と私、叔母が集まっていました。
ちょうど節分の時期で、叔母がスーパーから買ってきた恵方巻きをカットして食卓に出したので、
「恵方巻きって切ったらだめなんだってよー(笑)」
と私が言うと、祖母がどうして?と聞くので一般的な恵方巻きの食べ方を説明しました。
すると祖母が
「無理して一本食べるなんて、食べ物に対してバチあたりだよ。それに皆で楽しくおしゃべりしながら食べた方が、幸せだって入ってくる。
シーサーだって、口開いてる方は幸せを呼び込むためでしょう?」
(地元は沖縄です)
と、にっこり。
おばあ……納得!!!!!
というわけで、色んな解釈の仕方があっていいと思います。
元々恵方巻きを食する習慣がある地域に育ち、厳粛にルールにのっとって食す!という方はそうして良いと思いますし、ここ最近の恵方巻きの習慣化で食べる、という方はそれぞれの食べ方・解釈で良いと思います。
子どもやお年寄りに無理をして食べさせると危ないですしね。
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縁起を担いだ恵方巻き。
我が家では食べやすいようにカットし、美味しく楽しく、ありがたく頂こうと思います☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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