「もう仕事を辞めたい!」
働いている大半の方が、一度くらいはそう思った事があるはずです。
私自身、何度そう思ったか数えきれません。
現状、「仕事が合わない、辞めたい」と思っている方に、辞める前にまず確認してほしい3つの事があります。
感情で辞めてしまうのはリスクが高すぎるので、後悔しないためにも是非、チェックしてみてください。
仕事が合わないし辞めたい方へ、確認してほしい3つ
「仕事が合わない」と思ったら、次の3つの項目をチェックする事をオススメします。
- 心身の健康状態を害していないか
- やめたい原因は本当に仕事か
- 現状だけでなくその先はどうか
では、順を追ってゆっくり考えていきましょう。
心身の健康状態を害していないか
これが一番重要です。
精神的・肉体的に健康でなければ何も出来ません。
吐く、目まいがする、頭痛に襲われる…といった感じで、明らかに体調に影響が出ていませんか?
また自殺を考えたことはありませんか?
そういう状態なら、すぐに休職や退職を考えてもいいと思います。
というのも私自身、20代の頃に会社の同僚が精神的疾患に陥るのを目の当たりにした経験があります。
さらに、とても身近な人が、仕事によるストレスで心療内科に通う程になり毎回付き添いをしていた経験もあります。
日本の社会の風潮として、ストレスや悩みによる体調不良・精神的疾患が「甘え」だと言われてしまう事も少なくありません。
しかしそれは「甘え」でもなく「逃げ」でもありません。
そこまでの状態なら、休職なり退職なりの形を取り、一旦休みましょう。
自身の健康を優先すべきは当然の事です。
やめたい原因は本当に仕事か
やめたい原因となっているのは本当に仕事自体なのか、というのを考えてみましょう。
実際は仕事自体が嫌なのではなく、仕事に関わる先輩や上司が不満になっているというケースがかなり多いです。
仕事自体はあなたにとってのスキルとなりプラスになる…そいういう場合は、辞めるという選択が本当に正しいかどうか考えてみましょう。
人間関係のストレスというのは、どの職場でも多く聞かれる事。
自分のスキルアップの為、転職する為のキャリアを積む為…といった感じで、今の現状を自分の為にうまく利用するといった考えにシフトしてみるのも1つの方法です。
現状だけでなくその先はどうか
現状任されている仕事がつまらない、雑用ばかり押し付けられる…といった場合、少し先の事にも目を向けてみてください。
仕事を任せる方としても、いきなり重要な業務や大きなプロジェクトを託す、というわけにはいきません。
業種を問わず、下積み・下仕事・雑用を経てどんどんステップアップしていくものです。
例えば、郵便物の仕分けや発送でも、どういった会社との取引があり、誰がどこを担当しているのか、といった事がわかります。
電話番や来客の対応も同じですよね。
「くだらない」と思っている業務の中からも、得られる事はあるものです。
今課せられている業務=仕事が合わない
と考えるのではなく、与えられた業務を確実にこなし、改善点はないかを考え、得られる物を探す…という事をしてみてください。
きっと次へのステップに進んだ時、役に立つはずです。
ただし、先輩や上司も同じような雑用・業務をしているといった場合や、会社の仕事自体、入社の時と話が全く違う…といった場合は転職を考えてもいいかもしれません。
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仕事が合わない、辞めたいと思ったら確認する3つの事をご紹介しましたが、いかがでしたか?
まずはご自身の健康を第一に考え、その他2つの項目をゆっくり考えてみてください。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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