5月1日、世界各地で「メーデー」が行われています。
日本でも少数ながら休みになる会社がありますよね。
日本ではまだまだ馴染みがないので
そもそもメーデーって何!?
という方も多いのではないでしょうか。
そこで、メーデーとは何かについてまとめてみました☆
参考になれば幸いです。
メーデーとは何?
メーデー=Mayday
5月1日に世界各地で行われる労働者の運動の日で、「労働者の日」とも呼ばれます。
労働の権利を主張した運動や集会が行われ、この日を祝日として定めている国が世界各地に多くあります。
メーデーの発祥はアメリカ。
1886年の5月1日に、8時間労働を主張して大規模なストライキが行われました。
そして3年後の1889年、社会主義運動の国際組織である第2インターナショナルが、5月1日を「労働運動の日」に設定しました。
これによりメーデーは世界各地に広がる事となり、翌年の1890年5月1日、多くの国で労働者の権利を訴えるデモが行われました。
(第1回国際メーデー)
このような経緯を経て、5月1日には労働者による集会や運動、イベントが世界各地で現在も行われています。
日本でのメーデーは?
まだまだ馴染みがないですが、日本でも労働者による運動が行われています。
日本労働組合総連合会が主催する「労働者の祭典」と呼ばれる大規模な集会が開かれていて、多くの方が参加し、労働者の権利を訴えています。
世界的にメーデーは5月1日ですが、日本で行われる労働者の祭典は5月1日直前の土日に開催される事が多いです。
これはメーデーが祝日に定められていないことから、労働者が集まりやすい日を考えて設定されているようで、開催日は毎年異なります。
東京の代々木公園で行われた第85回のメーデーでは、安部首相が出席し話題となりました。
スピーチの様子をニュースで見た方も多いのではないでしょうか。
この時のメーデー参加者は約4万人、政治家も参加する程の大きな運動ですが…
やはりメーデーに対する国民の意識は、日本ではまだまだ薄いのが現状です。
- ゴールデンウィークの時期と重なる
- 休日増加に対する金融機関からの懸念の声
これらが関係し、日本での祝日化は難しいのではと言われています。
メーデーの意義の浸透=祝日化
ではないですが、やはり祝日として制定されているかどうかで意識は変わってきますよね。
日本ではこれからどうなるのか…今後の動きに注目していきたいところです。
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メーデーについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
なかなか馴染みがなく軽く捉えがちですが…5月1日は「労働」に対して考えてみるだけでも意味があると思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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