土用丑の日といえば「うなぎ」ですよね。
この日を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
一方、うなぎが苦手という方も多くいらっしゃいます。
そこで、土用丑の日に食べるうなぎ以外の食べ物をご紹介したいと思います。
土用丑の日は何もうなぎじゃなくたってOKなんですよ♪
うなぎ嫌いな方、小さいお子さんがいらっしゃる方はぜひチェックしてください☆
土用丑の日でうなぎ以外に食べる物はコレ!
そもそも土用丑の日にうなぎを食べるようになったといわれる説が、次の2つです。
- 昔からうなぎは滋養食とされていたので、夏バテ対策として食べられた
- 江戸時代、うなぎ屋が宣伝のために「本日、土用の丑の日」という貼り紙をし店が繁盛した
今では土用丑の日の行事食としてすっかり定着したうなぎですが、「丑の日」の「う」に合わせて、「う」のつく食べ物であればうなぎ以外でもOKなんです!
実際「う」のつく食べ物で精をつけて夏を乗り切る「土用の食い養生」という風習があったんですよ☆
では、「う」のつく夏バテに効くオススメの食べ物をご紹介します。
- うどん
→夏の暑い時期にも食べやすく炭水化物なのでエネルギー源に! - 梅干し
→梅干しに含まれるクエン酸が疲労回復・食欲増進に良いとされています - きゅうり(瓜)
→身体の熱を発散してくれるので夏バテ対策に最適です - 牛
→栄養価が高くまさにスタミナ食! - 馬
→鉄分を多く含み、貧血改善や疲労回復にぴったりです
どれも身近な食材ですよね。
うなぎが苦手な方、食べられない方もこれらの食材で精をつけて暑い夏を乗り切ってください!
土用丑の日の行事食
前の章では夏バテに効く「う」のつく食べ物をご紹介しました。
続いて、うなぎ以外の「土用丑の日の行事食」をご紹介したいと思います。
土用餅
土用餅とはあんころ餅の事です。
- 小豆は厄除けになると言われていた
- 餅=力持ち(餅)という語呂合わせ
この事から、小豆を使った餅である「あんころ餅」を食べると無病息災で過ごせるという風習が江戸時代から始まったとされています。
あんころ餅なら価格もお手頃ですし、手に入りやすいのでオススメです☆
土用しじみ
夏が旬の土用しじみは栄養価が高く、昔から滋養食とされてきました。
夏バテに効果があるだけでなく、肝臓の機能を助けることから「腹ぐすり」とも言われています。
暑い夏はアルコールを多く摂取しがち。
しじみで肝臓を労りつつ精力をつけましょう!
土用卵
様々な栄養を豊富に含む卵はまさに栄養食品!
昔から滋養食として食べられてきました。
もともとは鶏が有精卵を産む時期が土用と重なっていたことから、土用に産み落とされた卵の事を「土用卵」と呼んでいました。
しかし有精卵でなくとも、一般的な市販の卵(無精卵)も栄養価が高いことに変わりありません。
卵料理で体力をばっちりつけて、暑い夏を乗り切りましょう!
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土用丑の日で、うなぎ以外に食べる物をご紹介しましたがいかがでしたか?
暑い夏はどうしても食が細くなりがちですが、しっかり食べて体力をつけてください☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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