夏になると流行する夏風邪の一種、手足口病。
保育園や幼稚園など、集団生活をしているお子さんは感染しやすく親としては心配ですよね。
先日、保育園に通いだした娘も見事に感染してしまいました。
そこで今回は、
手足口病は子供から親、大人にうつるのか
について、小児科の医師からもらったアドバイスをシェアしたいと思います。
予防法や感染確立も併せてご紹介しますね。
手足口病は子供から親にうつる!?
結論から言いますと、
手足口病は子供から親・大人にうつります
「手足口病は風邪の一種なので、子供から大人へ風邪がうつるのと同じです。」
と、小児科の医師はおっしゃっていました。
手足口病はウイルス性の感染症なので、一緒に生活しているとうつる可能性は兄弟間・親子間で避けられないとの事。
手足口病の家庭内感染を防ぐために、しっかり予防する事が大切になります。
手足口病の予防法
手足口病の感染経路は
- 飛沫感染
ウイルスを含んだ咳やくしゃみを吸いこんでしまう等 - 接触感染
粘膜や皮膚に直接接触、または便座や手すりを介してウイルスが侵入 - 糞口感染
便の中のウイルスが口から入り感染
になります。
子供から手足口病をうつらないように予防するには、親子で手洗いをしっかりし、食事の際も別の食器を使うなどして注意しましょう。
手足口病のウイルスは便からも排出されます。
オムツが取れていないお子さんが手足口病になってしまった場合は、オムツ替えの後は忘れずにしっかり手洗いをしてください。
手足口病の症状が治まった後も、2~3週間は便にウイルスが残るので注意が必要です。
また、お風呂に一緒に入るのも感染の可能性があるので避けてください。
タオルも共有せず、分けて使用しましょう。
手足口病に大人が感染する確率は?
私は現在妊娠中なので、娘の手足口病がうつらないかとても心配でした。
小児科の医師に聞いたところ、
手足口病の9割以上が5歳以下の子供で、大人が感染する確率は1%以下と言われている
との事でした。
これを聞きほっとしたのもつかの間…
「大人が感染した場合、重症化する例が多いです。
特に妊婦さんは免疫が低下しているので気を付けてください。」
とのアドバイスもありました。
とはいえ過度の心配は必要なく、あまり神経質にならずに日常生活でできる予防をしっかりとすれば良いと言われました。
低い確率とはいえ、うつる時はうつる手足口病。
保育園でも聞いてみたのですが、実際にお子さんから感染した保護者の方も数名いらっしゃるそうです。
お子さんが完治するまで、前記した予防法をしっかり実行し気を付けましょう!
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手足口病は子供から親にうつるのかについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
親まで感染してしまったら大変な思いをするので、予防を心がけていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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