授乳中に乳がん検診はできるのか、疑問や不安に思う方は多いと思います。
はい、私もその一人でした。
そしてつい先日、乳がん検診を受けてきました!
授乳中を理由にいくつかの病院で断られたのですが、無事に検査できて良かったです。
今回の経験を踏まえ、授乳中に乳がん検診を受ける際のポイントや、医師に直接いただいたアドバイスをシェアしたいと思います。
胸に違和感があったり、少しでも不安を抱えていらっしゃる方は、是非読んでください!
授乳中も乳がん検診はできる!というかするべき、の理由
授乳中だと、次の理由から病院に乳がん検診を断られるケースがあります。
- 乳腺が発達しているため、正しい診断が難しい
- 胸を挟むため、授乳中だと特に痛みを伴う
実際に私もこれらの理由から
「授乳を終えたら、再度ご連絡くださいね。」
と、3つの病院から乳がん検診を断られました。
(はっきり「ダメ」とは言われませんでしたが、「受けたとしても正しい結果は出ないから…」とやんわり断られる感じ)
しかしどうしても気になる日々…。
そこでだいぶ前に乳がん検診を受けた、乳がん・乳腺専門クリニックに電話で問い合わせたところ
「授乳中でも大丈夫ですよ。問診の際に一言おっしゃってくださいね。」
との返事をいただき、即予約して検査を受けてきました。
当日、検査の前に医院長に直接問診を受けたのですが、
「授乳中である事、そしてまだ30代である事から、超音波エコーでの検査となります。」
と言われました。
他の病院に断られた旨をお話すると、
「授乳中でも気になる要素があれば乳がん検診を受けるべきです。エコーで調べる事は可能ですし、授乳中を理由に検査を先延ばしにするのは問題です。」
と、はっきりおっしゃっていました。
うん、説得力ありますね。
医師によれば
- 授乳中でも乳がん発症の可能性はある
- 乳がんに限らず何かしらの問題が見つかる事もある
という理由から、「授乳中でも乳がん検診は受けるべき!」を断言していました。
それに何より、不安なまま日々を過ごすのは精神的に良くないですよね。
ただでさえ子育てで忙しい毎日なのに、ストレスになってしまいます。
胸に違和感がある等の不安要素をお持ちの方、ぜひ乳がん検診を受けてください。
また、特に不安要素がない方も、定期的に検診は受けましょう!
授乳中の乳がん検診は触診だけでは安心できない
授乳中に胸のしこりを見つけたり、違和感があった場合は、助産師さんや母乳マッサージの施術師さんに相談するケースもあると思います。
そういった場合、ほとんどが触診だけのアドバイスという事になりますよね。
医師はその点についても苦言を呈していました。
「授乳中は乳腺が詰まってしこりができたり、張ったりするのは多々ある事。しかしそれを当たり前の事だからとか、気にしないでもいいとか言われて安易に信じてしまうのは非常に危険な事。触診だけでの判断は絶対にしない方がいいです。」
とおっしゃっていました。
心配な時に「大丈夫」と言われたら、どうしてもその言葉を安心材料にしてしまいがちですよね。
しかしやはり、触診だけで安心してはいけません。
必ず医療機関で検査を受けましょう!
授乳中でも乳がん検診は必要!病院選びのポイント
前記しましたが、授乳中だと乳がん検診を断られるケースがあります。
なので必ず、事前に医療機関に確認してから予約を取るようにしてください。
また病院選びについてですが、
「確定診断はできないが、それでもいいなら…」
「断乳してからが望ましいが、どうしてもと言うなら…」
という感じで渋々引き受けるような場合は、他の病院を探した方がいいです。
検査を受けても、結果が曖昧なら受ける意味がないですよね。
それに不安はずっと残ったままになります。
「授乳中でも検査は大丈夫です」
と、はっきり言ってくれる病院を探してくださいね。
乳腺外来・乳腺外科がある病院であれば、授乳中でも引き受けてくれるはずです。
また、乳腺専門のクリニックがお近くにあれば、ぜひ相談してください。
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当然ながら、定期的な乳がん検診は絶対に受けた方がいいです。
それは授乳中であっても同じ事。
今回、自分自身の体験から痛感しました。
今現在気になっている方。
不安なまま放置せず、ぜひ乳がん検診を受けてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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