2歳までにほぼ100%の子が感染すると言われるRSウイルス。
みんなが通る道とはいえ、我が子がいざ感染したとなると…こわいですよね。
0歳の乳児なら尚更です。
というわけで、先日、息子が8ヶ月でRSウイルスに感染した時の様子をまとめました。
我が家と同じように、乳児でRSウイルスに感染してしまった親御さんの参考になれば幸いです。
RSウイルスにかかった乳児の症状は風邪に似ている
我が家でRSウイルスを経験するのは2度目です。
最初は上の娘が1歳10ヶ月の時でした。
その時の様子をまとめた記事がこちら。
この時とは違い、息子はまだ8ヶ月。
かなり心配でした。
症状はというと、娘の時と同様
「咳がちょっとひどい風邪かな?」
といった感じで、サラサラの鼻水と軽くむせるような咳。
発熱もなくおっぱいも飲めていたので、そんなに心配していなかったものの…
症状が出て2日目には咳がひどい状態に!
「もしかして…」
という不安を抱き小児科を受診したところ、やはりRSウイルス。
1歳未満は特にRSウイルスには注意が必要、と医師に言われましたが、
「風邪の症状と似ているので、初期段階で親御さんが気づくのは難しいですね」
との事でした。
乳児の場合、鼻水や咳といった風邪の症状が見られたら、発熱していなくても注意深く見ていてあげる必要がありますね。
風邪だろうな、と甘く素人判断してしまっていた事に反省です…。
息子の場合、風邪のような軽い初期症状から始まり、吐き戻してしまうような咳が3日ほど続いて、ゆっくり寝る事すらままなりませんでした。
そこから徐々に咳がおさまり、一週間後にはほぼいつも通りの体調に。
その間、鼻水がしつこく続き息苦しそうで、上手におっぱいを飲む事ができず…本当に可哀想でした。
症状はその子によって変わってくるので、あくまでもこれは一例としてお考えくださいね。
乳児がRSウイルスにかかると入院する事も!
診察時、息子はRSウイルスの検査(インフルエンザの検査同様、鼻の中に棒を突っ込んで粘膜を取ります)により大泣きでした。
それを見て医師は
「かなりの力で抵抗していますし、これだけ大声で泣いて体力もあるので今のところ入院の心配はないですよ。」
との事。
「入院するケースって多いんですか?」
と質問したところ
「1歳未満や初めてRSウイルスにかかったお子さんは、重篤化しやすいです。入院も珍しい事ではありません。」
との返答。
やはり乳児がRSウイルスに感染となると…怖いな、と再確認しました。
RSウイルスに特効薬はないため、対処療法による治療ですと説明を受け、鼻水や痰を出しやすくするシロップと、気管支を広げるホクナリンテープを処方され帰宅しました。
医師には、「症状が悪化していないか要観察!」と念を押され、不安でいっぱいでしたね…。
- おっぱいが飲めない
- 呼吸がきちんと出来ていない
- ぐったりしている
このような症状が出たらうちより大きい病院へ!と言われ、入院設備が整っている病院と、夜間でも小児科に対応している病院を事前に教えてもらいました。
もしお子さんがRSウイルスにかかり「自宅で要観察」と診断された場合、いつでも対応できる病院を知っておく事が重要です。
ここは必ず押さえておいてくださいね。
乳児のRSウイルス予防策ってあるの?
RSウイルスには、予防するワクチンはありません。
これは厚生労働省のHPにも記載されています。
こちらのページによると、飛沫感染と接触感染が感染経路とありますね。
大人やある程度の年齢に達した子供であれば、マスクをしたり手洗いを徹底する等して防ぐ事ができますが…
乳児のRSウイルスを徹底予防するのは難しい
というのが正直なところです。
保育園に通っているお子さんだと、特にそうですよね。
親としてできる事は、
- 風邪の症状がある人とは接触させない
- おもちゃ等を口に入れさせない
- 子どもが日常的に触れるものは消毒する
- やたら人混みには連れていかない
といったところでしょうか。
…やはり完璧にしようとすると、難しいです(涙)
あげるとキリがないので神経質になりすぎない方がいいと思いますが、出来る事はしっかりやって予防してあげましょう。
・・*~*~*・・
乳児にとっては本当に怖いRSウイルス。
今この記事を読んでいる方の中には、既にお子さんが感染してしまった方もいると思います。
不安ですよね。
お子さんに変化がないか、しっかり見てあげてくださいね。
早く良くなりますように、お大事に。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント