前回の記事では結婚後のお中元・お歳暮はどこまで贈るのか、について書きました。
今回は、お中元とお歳暮は両方贈らなければいけないのか、について書いていこうと思います。私もこれ、結婚当初すごく悩みました…。
改めて調べ上げた事をまとめていきますので、参考になれば幸いです☆
お中元とお歳暮はセットではない
結論からいうと、お中元とお歳暮はセットではないので「両方贈らなくてもマナー違反にはならない」そうです。
お中元とは
夏のご挨拶をかねて、日ごろの感謝を込めて贈り物をする習慣
もともとは中国の行事で意味合いも違うようですが、日本ではこのような感じで定着しています。
お歳暮とは
お世話になった方へ、感謝の意味を込めて12月に贈りものをする習慣
お世話になっている方への感謝の気持ちを伝える、というのはお中元と一緒。
お中元が「夏のご挨拶」であるのに対し、お歳暮は「1年の締めのご挨拶」という事になります。
お歳暮を重視する傾向にある
マナー本等で調べると、近年ではお中元よりもお歳暮を重視する方が多いようです。
どちらかを贈るのであれば、1年間の感謝を込めてお歳暮を贈りましょう。
お中元とお歳暮の両方を贈るという場合は、お歳暮の方を高額にして、お中元の価格は少し控える、というやり方でOKだそうです!
まず確認すべきは土地・親戚間・会社等の風習
一般的にはこうだ、という事よりも、まず重要視するのは住んでいる土地や親戚間、勤めている会社での風習。
例えば私の出身地である沖縄は、本土のお中元とは意味合いが違います。
感謝の気持ちを伝えるという意味ももちろんあるのですが、どちらかというと「先祖への供養・お供え物」です。
お盆にお中元を持参して仏壇のある親戚の家へ伺い、線香を上げる、というのが沖縄のやり方。
本土から沖縄へ嫁いできたり、ご主人が本土の方だったりすると、こういう風習の違いでモメるという事もよく耳にします。
嫁ぎ先であったり、転勤等で引っ越した場合は、その土地がどのような風習なのかを調べるといいですね。
まさに郷に入れば…ってやつです。
そして親戚間や職場。これも重要ですよね。
感謝の気持ちを伝えるのであれば個々のやり方で構わないと思うのですが、そうはいかないのがホントの所。
嫁ぎ先の両親に聞いたり、職場の先輩に聞いたりしてまず確認しましょう。
波風が立たないよう…角が立たないよう…感謝の気持ちを伝えたいだけなのに、正直疲れますね(泣)
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まとめると、
・両方贈らなくてもマナー違反ではない
・どちらかを贈るのであればお歳暮を
・まずは周りの風習を確認
といった感じですね!
色々と気を遣うところではありますが、スマートに対応していきましょう☆
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